ホテル用語集

トップページ
ホテル用語集

ホテル・宿泊施設のシステムでよく使用される用語をわかりやすく解説しています。

ホテルシステム（PMS）とは

ホテルシステム（PMS・Property Management System）とは、宿泊に伴うデータを一元化し、予約業務、フロント業務、会計業務など様々な業務にデータを活用して管理を行うことができる、宿泊施設の基幹システムのことです。
ホテルシステムにはサーバー設置しソフトウェアをスピーディーに操作する「オンプレミス型」とインターネット環境でWEBにアクセスして操作する「クラウド型」があります。

当社は宿泊施設のカテゴリーや規模によって「HMS AG3」「HMS Light」の２種類のオンプレミス型ホテルシステムがあります。サイトコントローラー連動、セルフチェックイン機・自動精算機連動、ＰＯＳ連動、外部システム連携などで、宿泊施設のあらゆるニーズに答え、宿泊施設運営をサポートします。

宿泊予約システム（ブッキングエンジン）とは

宿泊予約システムは、宿泊施設の自社公式サイトから宿泊プラン販売するための機能を提供するシステムです。別名ブッキングエンジンとも呼ばれます。
宿泊予約システムは、予約の受付から支払処理、在庫管理、顧客情報管理など、さまざまな機能を有しています。
オンライントラベルエージェントなどの旅行代理店が運営するサイト上で宿泊予約が成立すると、1件ごとに10％前後の手数料が発生するため、自社公式サイトからの予約を増やす対策を取る施設が増えています。

オンライントラベルエージェント（OTA）とは

オンライントラベルエージェント（OTA）は、オンライン上で宿泊予約を提供するプラットフォームやウェブサイトのことを指します。代表的なOTAには、じゃらんnet、楽天トラベル、Booking.comなどがあります。
OTAはウェブサイトのトラフィックが高く、インターネットを通じたインバウンド需要も取り込めるため、集客や売上アップにもつながります。

サイトコントローラーとは

サイトコントローラーとは、複数の宿泊予約サイトと宿泊施設のホームページ予約システムを一元管理するためのオンラインシステムです。「TL-リンカーン」「手間いらず」「ねっぱん！サイトコントローラー++」「らく通」などのサービスがあります。
サイトコントローラーの導入は、①複数の予約サイトの在庫を一元管理できるため業務効率化につながる、②オーバーブッキングなどのリスクを減らす、③ホテルシステムによっては予約を自動的に取り込める　といったメリットがあります。

※当社のホテルシステム「HMS AG3」「HMS Light」はサイトコントローラー連携に対応しています。詳しくはご相談ください。

セルフチェックイン機、自動精算機とは

セルフチェックイン機、自動精算機とは、宿泊施設のフロントに設置し、チェックイン、チェックアウト、料金の精算をセルフサービスで行っていただく機械です。

セルフチェックイン機、自動精算機の機能の一例
スニットコンピュータのセルフチェックイン精算機でできること
①セルフチェックイン、セルフチェックアウト　②自動つり銭機連動　③キャッシュレス決済（クレジットカード、QRコードなど）　④ホテルシステム連動　⑤スマートチェックイン連動　⑥事前精算　⑦カードキー発行　⑧スマートロックキー発行　⑨レジカード入力（電子化）　⑩領収書発行（領収書の宛名を任意で設定可能）　⑪インバウンド対応（5言語）　⑫パスポート読込・電子保存

スマートチェックインとは

スマートチェックインとは、ホテルのフロントに設置された専用端末（セルフチェックイン機、自動精算機など）に、お客様自身のスマートフォンに表示されたQRコードをかざして本人確認を行い、チェックイン業務を効率化するサービスです。
事前に予約者にメール配信を行い、レジカード情報を入力していただきます。登録が完了するとスマートチェックイン用のQRコードが表示され、チェックイン時にそのQRコードを専用端末にかざします。
チェックインの所要時間が短縮されるほか、レジカードの電子化によって、チェックイン前の事前印刷作業が不要になったり、レジカード用紙の削減につながるなどの効果も見込むことができます。

POS（ポス）とは

POS（ポス・Point Of Sales）とは「販売時点情報管理」の意味です。
宿泊施設のホテルシステム（PMS）とPOSシステムを連携し、レストランや売店などで発生した費用を部屋付けし、チェックアウト時に宿泊料とまとめて支払うことができます。
会計データはホテルシステム（PMS）に集約されるため、より細かな経営分析が可能になります。